「伝える」って、こんなに奥が深い。カウンセリング講座を開催しました

先日、アカデミー生さんを対象に
「カウンセリング・クロージング講座」を開催しました。

今回の講座は、ただ講師の話を聞いて学ぶ講座ではありません。

実際のお客様とのカウンセリングを想定しながら、

「自分だったら、どう聞く?」
「この言葉を聞いたら、どう返す?」
「お客様には、どう伝わっている?」

そんなことを一つひとつ考えながら、実践していく講座です。

今回も、笑いあり、緊張あり、そしてたくさんの「なるほど!」が生まれる時間になりました。

目次

カウンセリングは「上手に話すこと」ではない

サロンでお客様と向き合う中で、

「何を聞けばいいんだろう」
「どう説明したら伝わるんだろう」
「女性ホルモンのお話を、どこで伝えたらいいんだろう」

そんなふうに悩むことがあります。

だからこそ、

「こう聞けばいい」
「この順番で話せばいい」

という“正解”が欲しくなってしまうもの。

でも、お客様は一人ひとり違います。

同じ「肩がつらい」というお悩みでも、その方がこれまで過ごしてきた毎日も、その症状について考えていることも、本当にさまざまです。

だから今回の講座では、決められた言葉を覚えるのではなく、

目の前のお客様を見て、聞いて、考えて、自分の言葉で伝える。

その力を実践の中で磨いていきました。

お客様役と専門家役に分かれて、実際にカウンセリング

今回は一つのケースを設定し、

一人が「女性ホルモンケアの専門家役」、
もう一人が「お客様役」になって、

みんなの前でカウンセリングを実践しました。

もちろん、最初から上手にできることが目的ではありません。

実際にやってみることで、

「ここで何を聞けばいいんだろう?」

「私、説明しようとしすぎていたかも」

「ちゃんと聞いているつもりだったけれど、本当にお客様の言葉を受け取れていたかな?」

そんな、自分一人ではなかなか気づけない部分が見えてきます。

見ている側にも、たくさんの気づきが

今回とても印象的だったのが、実践している本人だけではなく、見ているアカデミー生さんにもたくさんの気づきが生まれていたこと。

「私はここが気になった」

「この言葉は分かりやすかった」

「私はこう聞くかもしれない」

一つのカウンセリングをみんなで見て、感じたことを出し合っていきます。

すると、

「あ、私も同じことしているかも」

「お客様からすると、こう聞こえるんだ」

と、自分のカウンセリングを客観的に見ることができるようになります。

自分がお客様と話しているときには気づかなかったことが、誰かのカウンセリングを見ることで急に分かる。

これも、みんなで学ぶからこその大きなメリットだなと感じました。

「聞く」と「伝わる」は、同じではない

今回の講座の中では、講師から一人ひとりのやり取りに対してフィードバックも。

そこで改めて見えてきたのが、

お客様のお話を聞くことと、お客様の気持ちを理解することは、必ずしも同じではない

ということでした。

一生懸命聞いている。

丁寧に質問している。

専門家としての知識もある。

それでも、ほんの少しの違いで、お客様への伝わり方は変わります。

実践を止めながら、

「今、お客様はどう感じていたと思う?」

「どうしてその質問をしたの?」

「ここで何を伝えたかった?」

とみんなで考えていくと、

「ああ、そういうことか!」

という表情になるアカデミー生さんも。

知識として聞くだけではなく、実際の会話の中で体感するからこそ得られる気づきがたくさんありました。

カウンセリングを学ぶことは「伝える力」を磨くこと

そして今回、私たちがとても大切にしていたのが、

この講座は、カウンセリングだけを上手にするためのものではない

ということ。

お客様の言葉を受け取って、

「この方は本当は何に悩んでいるんだろう?」

「何を伝えたら、この方に届くんだろう?」

と考える力は、

カウンセリングだけではなく、

Instagramの投稿やリール、
ストーリーズ、
LINEでの発信、
お客様への説明など、

サロンをしていく上でのさまざまな場面につながっていきます。

「女性ホルモンケアのことを伝えたいのに、うまく言葉にできない」

そんなときに必要なのは、言葉のテンプレートを増やすことだけではありません。

目の前の相手を理解し、その方に届く言葉に変換する力。

今回の講座では、そんな「伝える力」そのものを、実践を通して育てています。

講座が終わってからも、学びは続きます

今回の講座は、受講して終わりではありません。

次回までの期間には、アカデミー生さん同士でカウンセリングの自主練習も行っていきます。

お客様役が変われば、返ってくる言葉も変わります。

たくさん話してくださる方もいれば、なかなか言葉が出てこない方もいます。

だからこそ、いろいろなケースを経験しながら、

「こんなときはどうする?」

をみんなで積み重ねていくことが大切。

カウンセリングは、知識を覚えたからできるようになるものではなく、実践すればするほど磨かれていくものだからです。

「もっとできるようになりたい」と思える場所に

今回の講座では、ただ褒め合って終わるのではなく、

「ここは、もっとこうできるかも」

「こんな見方もできるよ」

と、お互いに成長できるところを見つけていくことも大切にしました。

それは、誰かのできていないところを探すためではありません。

今よりもっと、お客様に喜んでもらえる専門家になるため。

そして、

「まだまだ私も成長できるんだ」

と知ってもらうためです。

年齢も、これまでの経験も関係なく、学びながら変わっていける。

今回もそんな時間になりました。

次回は、さらにその先へ

今回のテーマは「カウンセリング」。

そして次回は、今回の実践をさらに一歩進めて、クロージングについて学んでいきます。

お客様のお悩みを聞いて終わるのではなく、

「この人にお願いしたい」

「ここでケアを続けていきたい」

と、お客様自身が納得して次の一歩を選べるようになるためには、何が必要なのか。

今回学んだことを土台に、さらに実践を重ねていきます。

カウンセリングは、ただお客様のお話を聞く時間ではありません。

そして、専門知識を一方的に説明する時間でもありません。

目の前のお客様を知り、その方に必要なことを、その方に届く言葉で伝える。

その積み重ねが、

「この人なら私のことを分かってくれる」

という信頼につながっていくのだと思います。

今回参加したアカデミー生さんたちが、これからどんなふうに変化していくのか。

次回の講座も、とても楽しみです。

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この記事を書いた人

女性ホルモンケア専門家を養成するスクールとして、医師監修の技術と、女性ホルモン・更年期に特化した知識をお伝えしています。

受講生は50代の方も多く、年齢を重ねる女性の体の変化を基礎からしっかり学びたい方、専門家としてお客様にもっと深く寄り添えるケアを身につけたい方にご受講いただいています。

なんとなくの知識ではなく、女性ホルモンの変化や更年期のしくみを理解し、現場でわかりやすく伝えられる専門家を育成しています。

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