夜勤明けは、家に帰ったらとにかく眠る。
目が覚めると、もう夕方。
「今日も一日終わっちゃったな……」
ある受講生さんが、そんな日々についてお話ししてくださいました。
その方は、助産師として働きながら、女性ホルモンケアを学ばれている方です。
助産師という仕事が嫌いなわけではありません。
むしろ、女性の人生の大切な時期に関わることに、大きなやりがいを感じていらっしゃいました。
でも、年齢を重ねるにつれて、夜勤の疲れがなかなか取れなくなり、休日も体を休めるだけで終わってしまう。
そんな毎日の中で、ふと考えるようになったそうです。
「この働き方を、あと何年続けられるんだろう?」
辞めたいのは、仕事ではなく「今の働き方」なのかもしれない
このお話を聞いたとき、同じように感じている看護師さんや助産師さんは、きっと少なくないのではないかと思いました。
看護師や助産師の仕事は好き。
人の役に立てることにも、やりがいを感じている。
でも、夜勤や体力的な負担を考えると、この先も同じように働き続けられるのか不安になる。
そんなとき、
「もう辞めた方がいいのかな」
「夜勤のない職場に転職しようかな」
と考えることもあるかもしれません。
でも、辞めるか、続けるか。その二択だけで考えなくてもいいと思うんです。
今の仕事を続けながら、新しい知識や技術を身につける。
将来のために、もう一つの働き方を準備していく。
そんな選択肢があってもいいのではないでしょうか。
助産師としての経験を、もっと幅広い女性のために
その受講生さんが新しい可能性を感じたのが、女性ホルモンケアでした。
助産師として、これまで妊娠・出産・産後など、女性の人生の大切な時期に関わってこられました。
でも、女性の体の変化は、妊娠や出産だけではありません。
月経やPMS、そして更年期や閉経など、ライフステージによってさまざまな変化があります。
そんな女性たちの健康を、病院とは違う場所でも支えられるのではないか。
これまで積み重ねてきた知識や経験を、もっと幅広い女性たちのために活かせるのではないか。
その可能性を感じ、女性ホルモンケアという新しい学びを始められました。
看護師・助産師の経験は、病院の外でも活かせる
新しい仕事を始めるというと、またゼロから勉強し直さなければならないと思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、看護師さんや助産師さんには、これまで積み重ねてきた経験があります。
体の変化に気づく力。
相手の話を丁寧に聞く力。
不安な気持ちに寄り添う力。
そして、一人ひとりの状態を理解しようとする姿勢。
そうした経験は、病院の中だけで活かせるものではありません。
もちろん、医療とセラピストの仕事は異なります。
それでも、これまでの経験に女性ホルモンケアの知識や施術技術を加えることで、新しい働き方の可能性が広がることもあります。
今までのキャリアを捨てるのではなく、今までのキャリアに新しい専門性をプラスする。
私は、そこに大きな可能性があると思っています。
40代・50代からでも、これからの働き方は考えられる
「もう少し若かったら、新しいことに挑戦できたのに」
そんなふうに思う必要はないと思います。
これまで多くの患者さんやご家族と関わり、さまざまな経験を重ねてきたからこそ、できることもあるはずです。
今すぐ病院を辞める必要はありません。
転職することだけが、働き方を変える方法でもありません。
今の仕事を続けながら、少しずつ将来の選択肢を増やしていくこともできます。
そして、いつか、
「今日はしっかり働こう」
「今日は自分や家族の時間を大切にしよう」
そんなふうに、自分の意思で働き方を選べるようになったら素敵ですよね。
リンパシーアカデミーが大切にしているのは、単に新しい資格や技術を身につけることだけではありません。
これまでの経験を活かしながら、これからの人生で「どう働くか」を自分で選べるようになること。
今回の受講生さんのお話を聞いて、改めてそんなことを感じました。
もし今、
「看護師や助産師の仕事は好きだけど、この先の働き方が不安」
「夜勤のない働き方も考えてみたい」
「今までの経験を、違う形でも活かしてみたい」
そんな思いがあるなら、まずは新しい選択肢を知ることから始めてみてもいいのではないでしょうか。
今までを捨てなくても、これからの働き方は変えていけます。


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