「遠方だから、スクールに通うのは難しいかもしれない」
「今から新しいことを始めて、自分にできるだろうか」
「資格を取っても、仕事にできるか不安……」
新しいことに挑戦しようと思ったとき、そんな気持ちになることはありませんか?
今回は、山形県から大阪まで、片道5時間かけてリンパシーアカデミーに通われている受講生さんにインタビューしました。
看護師としてのご経験があり、ご自身の体調の変化や、これからの働き方について悩まれた時期もあったそうです。
それでも今は、女性ホルモンケアを学ぶことがとても楽しいと、笑顔でお話ししてくださいました。
新しい一歩を踏み出そうか迷っている方に、ぜひ読んでいただきたいお話です。
片道5時間。それでも大阪に来るのが楽しみ
山形県のご自宅から、大阪のリンパシーアカデミーまでは片道約5時間。
決して近い距離ではありません。
最初は大阪まで通うことに、かなり迷いがあったそうです。
「いいなと思うスクールは東京や大阪に多くて。でも大阪は遠すぎて、なかなか一歩を踏み出せなかったんです」
それでも、実際に通い始めてみると、気持ちに変化があったといいます。
「ここに来ることが楽しみなんです。最初はすごく緊張したんですけど、今は練習が本当に楽しくて」
実技講習中も、思わず一人でニヤニヤしてしまうほど楽しいのだとか。
もちろん、すべてが最初からうまくできるわけではありません。
「できない自分もいるんです。でも、できないことにばかり目を向けると、どんどんできなくなってしまうのも経験しているので」
そして、こんな言葉が続きました。
「将来の自分を思い描きながら、今は取り組んでいます」
できないことを数えるよりも、これからできるようになる自分を想像する。
その前向きな姿勢が、とても印象的でした。
一度は諦めかけた、セラピストという仕事
受講生さんは、もともと看護師として働かれていました。
ご自身が病気を経験されたことをきっかけに、アロマなどの癒しの分野にも興味を持たれたそうです。
しかし、将来の仕事として考えたとき、なかなか自信が持てず、一度は諦めかけたこともあったといいます。
訪問看護のお仕事をされていた頃には、周囲からこんな言葉をかけられたこともあったそうです。
「看護師さんはセラピストじゃないよね」
「その細い手では、マッサージには向いていないんじゃない?」
そうした言葉もあり、自分には難しいのかもしれないと思うようになっていました。
でも、心のどこかには、ずっと変わらない思いがありました。
それは、自分の手を使って、誰かをケアする仕事がしたいということ。
看護師として患者さんに寄り添ってきた経験があるからこそ、手で触れることの大切さを感じていらっしゃったのだと思います。
「この手でも、誰かに伝えられるかもしれない」
そんなときに出会ったのが、難波かおり先生の女性ホルモンケアでした。
以前からInstagramをフォローされていたそうですが、あるとき目にした看護師セラピストの募集が、新しい挑戦を考えるきっかけになりました。
特に心に響いたのが、手を使ったケアを大切にする考え方だったそうです。
「看護師も手を使ってケアをします。手から伝わるものって、いっぱいあると思うんです」
そして、
「リンパシーだったら、この私の手でも伝えられるんじゃないかなって思ったんです」
と話してくださいました。
周囲から向いていないと言われ、自分でも諦めかけていたこと。
でも、女性ホルモンケアとの出会いによって、もう一度挑戦してみたいと思えるようになったそうです。
「本当に、自分の手から伝えたかったんです」
その言葉からは、技術を身につけたいという気持ちだけでなく、人に寄り添い、触れることを大切にしたいという想いが伝わってきました。
看護師でも、更年期の変化に気づけなかった
受講生さん自身も、心身ともに落ち込んでいた時期があったそうです。
看護師として体についての知識はあっても、自分自身の変化となると、なかなか気づけないこともあります。
当時は、自分の性格の問題なのではないかと思い、つらい気持ちを抱えていたといいます。
そんなとき、女性ホルモンや更年期について学ぶなかで、自分が経験していた心身の変化を違う視点から捉えられるようになったそうです。
「ああ、私にもホルモンの揺らぎがあったんだなって。やっと自分のことを受け入れられた気がしました」
ご自身の体調の変化について理解が深まったことが、気持ちの面でも大きな支えになったとお話しされていました。
また、看護師として周囲の女性たちと接するなかでも、更年期に関係するかもしれない不調を、本人がそうとは気づかずに抱えているケースがあると感じていたそうです。
だからこそ、女性ホルモンについて学び、その知識を必要としている方に届けたい。
そんな思いも、新しい挑戦につながっています。
不安を変えてくれたのは、先輩たちの姿
入校を決めたあとも、不安がなかったわけではありません。
特に、同じ世代の女性に向けて、自分がきちんとお話を聞き、ケアを提供できるのだろうかという思いがあったそうです。
その気持ちを変えるきっかけになったのが、すでに女性ホルモンケアの専門家として活動している先輩たちとの出会いでした。
実際にお店を開業し、お客様を迎えている先輩たち。
集客や運営など、大変なこともあるはずなのに、皆さんが生き生きと活動されている姿が、とても印象的だったといいます。
「先輩方が本当に楽しそうで。大変なこともあると思うんですけど、それ以上に幸せなんですっていう表情をされているんです」
また、お客様との関わり方や、施術後のアフターフォローについても、先輩たちから直接お話を聞くことができたそうです。
実際に活動している方の姿を見ることで、将来の自分を少しずつイメージできるようになってきたのかもしれません。
「先輩方のお話を聞いて、そこへの不安は払拭されました」
と話してくださいました。
この年齢から、新しい仲間ができる喜び
もう一つ、今回のインタビューで印象的だったのが、仲間の存在です。
最初に大阪へ来たときは、とても緊張していたという受講生さん。
でも今では、
「大阪に行ける!っていう感じなんです」
と、楽しそうに話してくださいました。
同じように新しいことを学ぼうとしている仲間がいる。
できないことがあっても、お互いに励まし合える。
そして、先生や先輩たちが支えてくれる。
その環境も、学びを続ける大きな力になっているようです。
「この年齢になって、新しい仲間ができるってすごいことだと思うんです」
という言葉が心に残りました。
大人になってから新しいことを学ぶのは、勇気がいることかもしれません。
でも、同じ目標を持つ仲間と出会えることも、新しい挑戦の魅力の一つです。
一人で練習していると、うまくできない自分に落ち込む日もあるかもしれません。
そんなときに、同じ気持ちを経験している仲間がいること。
少し先を歩く先輩たちの姿が見えること。
困ったときに相談できる先生がいること。
それが、また次の一歩を踏み出す力になっているのだと感じました。
目標は、東北に女性ホルモンケアを届けること
最後に、これからの目標についてお聞きしました。
受講生さんが目指しているのは、東北で女性ホルモンケアのサロンを開くこと。
「まずは東北に、サロンが一つでもできればと思っています」
と話してくださいました。
東北には、女性ホルモンケアを必要としている方がまだまだいるのではないか。
でも、情報に触れる機会や、実際にケアを受けられる場所は限られているのではないか。
そんな思いがあるそうです。
「東北の女性にも、もっと知ってほしいし、体験してほしいんです」
そして将来は、ただ施術を提供するだけでなく、人が集まれるような場所にしていきたいという夢もあるそうです。
ご家族も、そんな挑戦を応援してくださっているとのこと。
遠方まで学びに通うことも、決して簡単なことではありません。
それでも、ご家族や仲間、先生方に支えられながら、ご自身の目標に向かって進まれています。
「楽しんでいきたいと思います」
最後にそう話してくださった笑顔が、とても印象的でした。
できない自分ではなく、これからの自分を見つめて
今回のインタビューを通して、改めて感じたことがあります。
それは、新しいことを始めるのに、最初から自信がある必要はないということです。
遠方だから通えないかもしれない。
自分には向いていないかもしれない。
今から始めても遅いかもしれない。
そんな不安を感じることは、誰にでもあると思います。
今回の受講生さんも、最初から迷いなく進んでこられたわけではありません。
一度は諦めかけたこともありました。
それでも、心の中にあった「自分の手で誰かをケアしたい」という思いを大切にして、もう一度挑戦することを決められました。
そして今は、片道5時間の道のりさえも楽しみながら学ばれています。
「できないことにフォーカスするのではなく、将来の自分を思い描きながら取り組んでいる」
この言葉は、これから新しいことを始めようとしている方にとっても、大切なヒントになるのではないでしょうか。
リンパシーアカデミーには、さまざまな経験や想いを持った受講生さんがいらっしゃいます。
これまでの仕事を活かしたい方。
自分自身の経験を誰かの役に立てたい方。
これからの働き方を変えていきたい方。
そして、一度は諦めた夢に、もう一度挑戦したい方。
それぞれのスタート地点も、目指す未来も違います。
でも、共通しているのは、これからの自分の可能性を信じて、一歩踏み出していること。
もし今、
「私にもできるかな?」
「もう少し若かったら挑戦したのに」
「遠方だから難しいかもしれない」
そんなふうに迷っている方がいらっしゃったら、今回の受講生さんのお話が、小さな勇気につながればうれしいです。
私たちも、東北に女性ホルモンケアを届けたいという受講生さんの夢を、これからも応援していきたいと思います。
素敵なお話を聞かせてくださり、ありがとうございました。


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